気持ちが前向きになれる場所
お祓いをしてもらってから、よくなって来た様な変わらない様な…(苦笑)。
とにかくお祓いをしてもらいに行った時、神社の中の木々や空、池の中の鯉などをぼんやり眺めていると
その時だけ頭の中のごちゃごちゃが、そよ風と共に流れて行き
とても心地よい気持ちになりました。
その日以来、体調が辛い時ほどそこへ立ち寄り
ベンチに座って穏やかな景色を眺める時間を作る様にしました。
ある日、いつもの様に神社の中をゆっくりと歩いていました。
池に一本の橋が掛かっていて、その真ん中で私はぼんやりしていました。
すると突然、バサバサバサーッとたくさんの鳥達が、私の立っている橋へ降りて来ました。
その凄い数に驚いた瞬間、瞬く間に鳥達は飛んで行き、見えなくなってしまいました。
私は、頑張って!
と励まされた様に感じ、少し前向きな気持ちになれたのを覚えています。
自然はとてもいいですね。
心がとても落ち着きます❤️。
お家でお花を育ててみるのもいいですね。
それが大変なら、少しでも体調の良い時に外へ出て、自然を体いっぱいに感じてみてね。
大丈夫、大丈夫😊✨。
眠れない日々
夜何度も目が覚めて、眠れ無い日が増えてきました。
白湯を飲んだり、ホットミルクを飲んだりしますが、眠れません。
眠れたとしても眠りは浅く、何度も目が覚めてしまいます。
幼少の頃から、暇さえあれば寝ていたい程寝る事が好きだった私が眠れない…。
明日も仕事だから、少しでも寝て体を休めないと!。
そう思うと、気持ちだけが焦ります。
でも眠れない…。
眠れない夜はとても不安で、とてもとても長く孤独です。
精神科からいただいたお薬を飲めば良かったのですが、私はお薬を飲む事はありませんでした。
くせになりそうで、抜け出せなくなりそうで、何だか怖かった。
とにかく色んな事が怖くて不安になる。
悪い方へ悪い方へばかり考えてしまう…。
考えてはダメ。
考えないなんて出来ませんよね?
頭の中が毎日ゴチャゴチャして落ち着かない。
少しずつでいいんです。
悪い事は考えない。
どうしたら、楽しく過ごせるかな😊?
言わないと分からない
ひどく目眩がします。
起き上がる事も出来ず、仕事に行く事が出来なくなりました。
この頃にはもう、うつ病だと認めざるを得ない程、私はおかしくなっていました。
息子を保育園へ送る事さえままならなくなってしまった私は、どうにか子供達を連れて実家へ帰り、そこでしばらく生活させていただく事になりました。
情けないのと、両親には申し訳ないのとで…。
本当は起き上がる事も辛いのですが、掃除や洗濯、出来る限りの事はさせてもらおうと思い力を振り絞っていました。
それを見ていた私の父が、
「動けるんだろ?!
何で仕事に行かないんだ!!
そんなんでこれからどうするつもりなんだ!!」
そんな事は私が一番分かっています。
こんな体でこれからどうしよう!。
1日も早く職場に復帰しなければ!
焦る心とは裏腹に、体が全く思う様にいきません。
30分も1人で落ち着いていられないのです。
どうにかなってしまいそう。
不安と未来への恐怖感が私を襲い、まるで幼い子供の様に、両親が側にいないと駄目な私になってしまっていました。
一番理解して欲しい両親に理解して貰えない…。
一睡も出来なかった次の日の朝、父のもとへ意を決して訪ねました。
「お父さん、私は今普通に見えるかもしれないけど、頭も体も心もぐちゃぐちゃになってしまって、自分ではもうどうにも出来ません。このままでは働きたくても働けない。
本当に辛いです!
助けて下さい!お願いします!」
父は言いました。
「分かった。そうやって言ってくれないと分からない。出来る事は俺も助ける。」
私はこの父の言葉に、本当に救われました。
分かってもらえた…。
この言葉が無かったら、私は生きていく事を諦めてしまっていたかもしれません。
誰でもいいんです。
身近にあなたを理解して、寄り添ってくれる人はいますか?
助けてって、辛いよって、言ってみて😊。
日に日に悪化していく体調
当時娘は小学1年生、息子は保育園の年中。
まだまだ手が掛かります。
たくさん働いてお金を貯めたいのですが、子供達に淋しい想いをこれ以上感じさせたくは無い…。
土日は休日、平日は朝から夕方までの町工場で働かせていただきました。
仕事はとても忙しく、休む間もありませんでした。
しかし、働いても働いてもお金は貯まらず…。
日々の疲労と将来への不安とが重なり、私の体調は日に日に悪化していきました。
私はうつ病になりました。
10年程前、私はうつ病になりました。
今は中学生の息子と高校生の娘との3人暮らし。
シングルマザーになったその頃、私は目眩や動悸があり、食事もほとんど喉を通らず、とにかく体が辛くていつも横になってばかりいました。
まさかこの私がうつ病だとは思いもよらず、どこか具合が悪い所があるに違いないと、内科へ行って何度か診てもらう事にしました。
いくら体を調べて貰っても具合の悪い所は見つからず…
予想だにしていなかった事を先生の口から聞く事になりました。
「精神科に行って下さい」
え、どうして私が精神科?
それ以来、精神科へ通院する事になるのですが、その頃の私は自分がうつ病だという事実を受け止めることが出来ませんでした。